ユニバーサルデザインの家作りですが、重要視するべきはデザインも重要ですが、床面の材質が最も重要です。というのも、ユニバーサルデザインは誰がそのエリアを利用しても利用しやすいよう工夫したデザインなのですが、デザインを重視した場合、用いた素材が時として不具合を起こすことがあります。例えば、階段にスロープを付けて階段を上りやすくするというのも重要な家作りですが、会談自体が滑りやすい場合、スロープを設けていても果たしてスロープを掴んでいても転倒は免れないです。それどころか、スロープがあるという安心感の方が会談がすべるという現象に対して強くなると油断が生まれるのです。
ですのでまず、重要視すべくは、デザインでより暮らしやすいデザインを取り入れることも重要ですが、床面の材質の方がかなり重要です。床さえ滑らなければ安全であるため、私の経験上デザインより先に床面の材質を確かめる方が良いです。玄関にしろ階段をなくして歩きやすくするということはとても良いことですが、歩きやすいと滑りやすいは別物でよく、ユニバーサルデザインの家で大理石を用いたデザインの住居があるのですが、大理石は止めておいた方が良いです。大理石は耐久性という面においては抜群に秀でているうえ、お掃除においても簡単に掃除をすることができ、玄関に良く用いられますが、反面滑りやすく水に濡れるとものすごく滑ります。その為スロープがあっても転倒することも多く、だんだんと年を取るとスロープを握る力も衰えるため玄関にはあまりお勧めしないです。この場合、滑り止め機構付きの陶磁器型タイルを玄関の床材に使用するのが望ましいです。
磁気型であれば高い耐久性と汚れなどにも強く、滑りを抑えるという特徴があり、中には、水を吸収することができるものもあり、雨の日なんかにお勧めです。水を吸収することができるのは、磁気が水を吸収できるよう加工を施していて磁器タイルの中にシリカゲルのようなものが入っているから水を吸収することができるため、まずユニバーサルデザインの家づくりをするのであれば床からきちんと組み上げていくことをお勧めします。