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ユニバーサルデザインの外構は人に優しく

ユニバーサルデザインの様な外構にしようとすれば、住む人の特性や体調や生活を考えると良いでしょう。そういった意味において、駐車スペースの沢山あるコンクリートで敷き詰められた我が家の庭は、ある意味ユニバーサルデサインと言えるかもしれません。
例えば、家に車椅子を使用するご家族がいるなら、玄関前にはスロープが必要です。片麻痺がある人には、手すりの設置も必要でしょう。歩きやすい、移動しやすいラインを確保することが必要です。
車椅子を車に載せるなら、それなりの駐車スペースも必要になってきます。
必要なスペースを確保したら、残った庭に花壇も作れます。


花壇のそばにも、手すりや椅子があると良いですね。車椅子なら、広めに通路を作りましょう。
子供が運動部なら、ちょっと練習出来るスペースがあっても良いですね。
ご家族が多いなら、倉庫もあると便利です。いかに家族に便利な外構にするのかを考えて設計すると良いでしょう。
歩行器や手押し車を使用するご家族がいるなら、やはりスロープが必要です。庭が広ければ、椅子の設置や転倒防止対策が必要です。


転倒による骨折は多いです。骨を強くするためにも紫外線を浴びて歩く事が大切になってきます。足元がおぼつかない人は、1日少しの時間でも、天気の良い日は外に出してあげて、軽く運動をさせてあげる為の設備があると良いかも知れません。
病気には沢山の種類がありますから、ご家族が病気になったとき、リフォームを進められる事が良くあります。詳しいことは、退院前にお話がありますので、どう家のリフォームをするのかをよく話し合い、お金もかかることなので、医療従事者のかたとよく相談されると良いでしょう。

ご家族の為の外構が出来たら、空いた所に遊び心を入れて、花は勿論、置物や椅子のデザインを楽しむことも出来ます。勿論、家族に優しい椅子にしてあげて下さい。
腰痛のあるご家族には、固めの椅子がおすすめです。認知の御家族は、脱走予防も必要です。