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私の庭を誇らしく思う理由

私は愛媛県で行政書士をしている若者。そんな私の趣味は中古の物件を購入しそこをリフォームすることです。若いのでそこまで大金と言えるほどの給料は入りませんが、そのあまり多くない資金でどうするのかを考えることが楽しいです。
その中でも庭については力を入れて手入れや装飾をしています。花をどうしたら綺麗に埋めることができるのか?雑草を除草剤抜きでどうしたら生えないようになるのか?などの課題を解決していくことが日々の楽しさに変わっていきました。
その中で私の自慢できることがあります。それは週に1回は必ず庭を褒められるということです。
私の住んでいるこの愛媛県は松山市以外はほとんど田舎であり、過疎化もずっと続いています。
わたしが購入したこの物件は松山市から車で30分のところにあり、人がほとんどいないところです。いたとしても高齢者が多く活気があまりないような場所。(まぁ私はそこも好きなのですが)
そのような人が数少ないような場所で褒められるのはとても気分が良く嬉しいことです。
そのおかげで会話も弾み、近所のおばあちゃんから野菜や果物、すごい時には猪を丸ごと1匹いただきました。このようにご近所付き合いも良好です!
そんな良好な関係を気づいていた私ですが、ある災害が私たちを襲いました。
洪水です。普段は緩やかに流れる川もこの時は私たち人間に牙を剥きました。
幸い私たちは避難していたこともあって無事でしたが洪水のせいで、私の庭はほとんどなくなり水が引いた日からの再スタートでした。
これも私に与えられた課題なんだなと思い、また課題に対して1から取り組んだ結果、災害前よりも綺麗な私の自信作が完成しました。実はこの完成品は私1人の手で出来た訳ではなく、地域の皆さんがブロックを寄付してくれたり、奇跡的に残った花の苗を贈ってくださったおかげで完成したものなのです。自分が苦しい中、他人を思う気持ちを忘れない。そんな人たちに囲まれて完成した私の庭をこれからも誇りを持って守っていきます。